戦後5 0 周年という大きな節目に行なわれたロックバンドコンサート「ワールドピースフェスタ」。
そして昨年のP E A C E ・B E A T ・C L U B に参加し、いろんなことを感じました。それは平和というのは決して難しいものではなく一人一人が自覚していれば簡単なことなんだということです。
平和だからライブが出来る平和だからライブを見ることが出来るそれを感じ取ることが出来れば素晴しい事だと思います。「年に一回でもいいから平和の気持ちを実感しよう。カタチにしよう。」それをもとに今年もPEACE・BEAT・CLUB'97を開きたいと思います。
活字にするとすごく堅く見える平和の文字を解かしながら、また2 0 0 1 年という節目に向かってライブを続けていき、プロのミュージシャン達が毎年たくさん長崎に集まってライブが出来るような土援を作つていきたいと思います。
本日は有難うございます。
1997年12月槙健一 |
PEACE BEAT CLUB Vol.1 ’96
横道坊主・鈴木彩子・法条慎一郎
・槇健一 |
PEACE BEAT CLUB Vol.2 ’97
横道坊主・THE ZIP GUNS
SHIBA・REYLA・WINDLIP
R.E.D
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PEACE BEAT CLUB Vol.3 ’98
シーナ&ロケッツ・横道坊主・
SHIBA・DEAL・槇健一 |
1995年 ワールドピースフェスタ
1996年 第1回 PEACE BEAT CLUB
1997年 そして今年…
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様々な思いの中、平和という言葉を大切にしこのPEACE BEAT CLUB は開催されました。いづれも反省、改善すべき点はございましたが本当にご協力を頂いた皆様方のお陰をもちまして全体として好評を得ることが出来ました。
昨年からスタートしたPEACE BEAT CLUB は、長崎出身のミュージシャン槙健一が、自分に出来ることとして自分の同じ世代の人達や、それよりも若い世代の人達と一緒に何かを起こしたい。
一年に一度だけでもいいから平和について自ら真剣に考えられる日を作りたい。そんな思いを込めて始めたまだ若いイベントです。
しかし、我々はこんな思いを持つ若い世代の人達が平和について考え一つの組織となり、形こそありませんが心を一つにして平和について考えていくことが素晴しい事業なのだと考えています。
言葉にするのは簡単なことです。しかし、ここ被爆地長崎だからこそできる。いいえ、やらなければならないことと自分を信じ活動を行なっています。
見るものではなく、聴くものでもなく、何かを感じ取れる。PEACE BEAT CLUBはそうあり続けたい。
PEACE BEAT CLUB 実行委員会 |
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槙健一のイラストは有川祐さん作
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